ブックスタンド

ブックスタンドの画像

DIYで作るブックスタンド(本立て)です。木部は1種類の材料(1×4材)だけ使用します。板の接合面を補強する金具と組立のビスを黒色にしてアクセントにしてみました。A5判サイズがすっぽり収まる大きさなので、学術書や教科書を収納するのに丁度よいと思います。

ブックスタンドの全体図

外寸は幅388mm×高さ220mm×奥行197mmです。

木取り図・使用材料

  • SPF 1×4材 L=910mm:3本
  • スリムビス 3.8×40:16本
  • ジョイント金具:4個

ブックスタンドの作り方

まず、側板を作成します。1×4材を220mmの長さで4枚切断し、2枚ずつ1組にして接合します。ダボ栓を用いて接合すると強度が増しますが、手間がかかるため、今回は木工ボンドのみ使用した接合方法を選択します。

板を継ぎ合わせる面に木工ボンドを塗布した後、クランプやハタガネを使用して接合面に均等な圧力を加えて、しっかりと接着します。
丸一日程度時間をおき、木工ボンドが十分乾燥したあと、横板の上部手前側を鋸を使って斜めに切り欠きます。切り欠きが完了したら、接合部を補強するためにジョイント金具をビスでしっかりと固定します。これにより、接合部が安定し、横板の強度が向上します。

次に、底板を作成します。1×4材を350mmの長さに2枚切断し、これらの板を接合します。横板と同じく、接合には木工ボンドを使用するため、横板と同じ日に製作し、ボンドが十分に乾燥する時間を確保します。

横板と底板が用意できたら接合します。接合面に木工ボンドを均等に塗布した後、スリムビスを使用して固定します。電動工具、例えばドライバドリルがあると、組み立て作業が迅速に進行します。ネジ止めに使える電動工具が手元にない場合、スリムビスの代わりにスクリュー釘を使用しても構いません。スクリュー釘を使う場合でも、しっかりと固定できます。

横板と底板の接合が終ったら背板を取付ます。背板の長さは図面上388mmですが、現物の長さを測ってみて違うようであれば現物の長さに合わせて板を切断します。切断した板はスリムビスで取付ます。取付時に指矩(さしがね)やスコヤを使って直角や捻じれが無いことを確認すると上手に組立ができます。背板の取付が終れば組立完了です。

ブックスタンドの完成画像

上の画像は完成イメージです。興味がある人は下記のリンクよりPDFの設計図をダウンロードできます。

※設計図のダウンロード 図面データの利用は、必ずこのリンク先に記載されている利用規約を確認してください。利用規約に同意できない場合は、図面データのダウンロードや使用はご遠慮ください。

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