2×4材で作る背もたれ付きの椅子
2×4材で作る背もたれ付きの椅子です。シンプルな作りと使用材料を極力減らすため2×4材だけで作れる椅子を考えてみました。肘掛けと座面はダボ栓を使ってビスの頭を隠すようにしています。肘掛けと脚部を四角に組むことでカクカクした見た目になりました。
2×4材で作る背もたれ付きの椅子の全体図
木取り図・使用材料
2×4材で作る背もたれ付き椅子の作り方
最初に脚部を製作します。材料は全て2×4材で①の部材を長さ562mmで4本、②の部材を445mmで2本、③の部材を369mmで2本切り出します。それらをコーススレッドで四角く組付けます。コーススレッドで止める前にφ3~φ3.5程度のキリで下穴を開けておくと割れを防ぐことができます。
脚部に座板と背板を取り付けるための部材④⑤を取り付けます。2×4材より部材④は長さ770mm、部材⑤は534mmでそれぞれ2枚切り出します。
最後に座板の取り付けを行います。
座板となる部材⑦を2×4材から5枚切り出します。図面上の寸法では部材⑦の長さは430mmとなりますが、念のため現物の寸法を確認して切断長さを決めます。
部材⑦の切断後、ビス止め部分にザグリ穴をあけます。他のビスとの干渉を防ぐため、一番前側の座板のみビス位置を変えています。今回はザグリ穴をφ10で開け、スリムビス3.8×65で固定します。ビス止め後にダボ栓φ10を打ち込み、不要な部分は鋸でカットします。
※設計図のダウンロード
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