2×4材で作る背もたれ付きの椅子

2×4材で作る背もたれ付き椅子の画像

2×4材で作る背もたれ付きの椅子です。シンプルな作りと使用材料を極力減らすため2×4材だけで作れる椅子を考えてみました。肘掛けと座面はダボ栓を使ってビスの頭を隠すようにしています。肘掛けと脚部を四角に組むことでカクカクした見た目になりました。

2×4材で作る背もたれ付きの椅子の全体図

外寸は幅608mm×高さ770mm×奥行534mmです。

木取り図・使用材料

  • SPF 2×4材 L=1,820mm:6本
  • コーススレッド 4.2×75:30本
  • コーススレッド 4.2×65:8本
  • スリムビス 3.8×75:4本
  • スリムビス 3.8×65:20本
  • ダボ栓φ10

2×4材で作る背もたれ付き椅子の作り方

最初に脚部を製作します。材料は全て2×4材で①の部材を長さ562mmで4本、②の部材を445mmで2本、③の部材を369mmで2本切り出します。それらをコーススレッドで四角く組付けます。コーススレッドで止める前にφ3~φ3.5程度のキリで下穴を開けておくと割れを防ぐことができます。

肘掛けとなる部材②のビス止め部分は、ビス止め後にダボ栓でビスの頭を隠すので、φ10のキリでザグリ穴をあけてコーススレッドを打ちます。ビス止め後、穴に木工ボンドを入れ、ダボ栓を打ち込み、飛び出た部分を鋸で切断します。
部材③の側面には予め部材⑥を止めるためのザグリ穴をあけておきます。

脚部に座板と背板を取り付けるための部材④⑤を取り付けます。2×4材より部材④は長さ770mm、部材⑤は534mmでそれぞれ2枚切り出します。

部材④の上部は背板の角度に合わせて角部を斜めに切り欠きます。
脚部は左右対称になるように部材④⑤をコーススレッドで止めます。

次は出来当たった脚部を繋ぎます。背板と脚部を繋ぐ部材⑥を2×4材から長さ430mmで2枚切り出します。

繋ぎとなる部材⑥をコーススレッド4.2×75で固定します。

最後に座板の取り付けを行います。
座板となる部材⑦を2×4材から5枚切り出します。図面上の寸法では部材⑦の長さは430mmとなりますが、念のため現物の寸法を確認して切断長さを決めます。

部材⑦の切断後、ビス止め部分にザグリ穴をあけます。他のビスとの干渉を防ぐため、一番前側の座板のみビス位置を変えています。今回はザグリ穴をφ10で開け、スリムビス3.8×65で固定します。ビス止め後にダボ栓φ10を打ち込み、不要な部分は鋸でカットします。

座板のビス止めが終ったら背もたれ付き椅子の完成です。

上の画像は完成イメージです。興味がある人は下記のリンクよりPDFの設計図をダウンロードできます。

※設計図のダウンロード 図面データの利用は、必ずリンク先に記載されている利用規約を確認してください。利用規約に同意できない場合は、図面データのダウンロードや使用はご遠慮ください。

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